【今日の新聞から】東京新聞の一面下部に掲載された「トンデモ書籍広告」

今朝の東京新聞の一面の下部に掲載された書籍の広告を見て驚いた。ハート出版という出版社の広告だが、『復刻版 女子禮法要項』という書籍だ。驚いたのは、その宣伝文句の数々である。

「現代の女性に欠かせない、日本の女子礼法教育の集大成!」
「基本的な礼儀・作法の欠如は世の乱れの元となる」

なんと前時代的、かつアンコンシャス・バイアスなイデオロギーであろうか。決めつけも甚だしい。さらに、次の文句には言葉を失った。

敗戦後、焼け野原の日本を訪れたフランス記者は言った。「日本人は〝礼儀〟という高貴な宝を持ち続けている。身にボロを纏おうとも、困苦にめげず、礼儀を失わない民族は滅びない」

敗戦でボロボロになった日本を指して何を言っているのか。しかもそれを民族主義に置き換えるとは・・・。

解説は竹内久美子氏だと知って、納得した。
竹内氏は産経新聞社発行の月刊誌「正論」上で、埼玉大学名誉教授の長谷川三千子氏と、「睾丸が小さい日本人男性は『日本型リベラル』になりやすい」という「トンデモ学説」をぶち上げた人物である。
このときもあきれたのが、当時問題化していた財務省の事務次官・福田淳一氏や#MeToo運動で注目されるセクハラ問題について述べた言葉であった。

生物の二大テーマが生存と繁殖。これしかないんです。セクハラも繁殖行動の延長と言え、これはいけない、あれもダメとがんじがらめに制限するのは、私から見るとおかしい

セクハラ擁護も甚だしい。そんな竹内氏が解説する「女子の礼法」であるから、よほど公正で公平な内容なのだろうと推測する。

「Amazon」HPより

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です