【今日の新聞から】子育て支援のしわ寄せ~徴収するなら軍事費が先
今朝の一面には、政府が衆院に提出した少子化対策関連法案の閣議決定について述べられていた。これによって、「子ども・子育て支援金」は2026年4月に創設される。
このことについては、正直、国民に対する「人気取り」の感が否めないが、少子化対策を講じることに関しては異論がない。だが、そのやり方がいただけない。
そのしわ寄せが、公的医療保険料に来るというのだ。高齢者層への負担増は免れなく、医療や介護の人材不足や質の低下をも招くのではないかと危惧する。「年寄りはどうでもいい」と言われているような気になるのは私だけではないだろう。
なぜ、公的医療保険料からの徴収なのか。もっと持ってくる先はあるだろうと思う。莫大な軍事費を削り、少子化対策に充てるべきだ。
トマホークは不要だ。「国民を守る」方法は他にある。国防以前に、庶民は実生活に疲弊してしまう。
「しんぶん赤旗」HPより