【今日のタブチ】「かくれキリシタンの未来」を追って長崎県の生月島へ――私が桜美林大学のフィールドワーク研究で緊張している“たった一つの理由”

今は羽田空港にいる。
これから長崎便に乗って生月島に向かう。桜美林大学の学内学術研究のためだ。何度かお伝えしてきたように、私は2023年に本学に入職してから、3年にわたり、「かくれキリシタン」の研究をしている。今年で4年目になる。
今年のテーマは、「かくれキリシタンの未来」である。メインのフィールドワーク場所である奈留島では、現地のかくれキリシタン研究家、柿森和年氏が挑んでいる巡礼宿と巡礼道の取り組みを取材する。取材と言っても、私の場合はあくまでも映像クリエイター・プロデューサーであるので、映像作品として表現する。その実績はYouTubeのチャンネルで公開しているので、まだご覧になっていない方はぜひご覧いただきたい。
YouTubeチャンネル☛https://www.youtube.com/@%E7%94%B0%E6%B7%B5%E4%BF%8A%E5%BD%A6

そして今回の生月島の話に戻ろう。
生月島の話は、元朝日新聞でジャーナリストの大鹿靖明氏から聞いた。大鹿氏も活字メディアという視点からかくれキリシタン研究をおこなっていた。当時、私は「かくれキリシタンの風習が色濃く残っているのは、長崎県外海地区か奈留島だ」と思い込んでいた。だから、この両地域を中心に取材や撮影をおこなっていた。だが、大鹿氏によると、生月島にはいまもなお、かくれキリシタンの末裔たちの村が存在し、昔ながらの儀式をおこなっているというのだ。
これは、行ってみなければいけない。
そう思った私は、来週からは大学の授業が始まる夏休みの最後のタイミングで、長崎に向かっているのである。

さて、どんな旅になるか。収穫はあるのか。
生月島は、公共交通機関で訪れるにはとても困難な場所だ。電車とバスの乗り継ぎの連続で、とにかく時間がかかり限られた日程でのフィールドワーク研究にはなかなか厳しい。長崎空港からレンタカーを借りて、3時間かけて生月島に向かう。
今日は移動で精いっぱい。明日は、島の博物館を訪ねる。館長の中園成生氏に会うためだ。
と、ここまで書いたところで、搭乗案内となってしまった・・・。
続きは、生月島到着後に書きたい。

16:00、約3時間かけて生月島に着いた。
宿は民宿しゅん。元海女さんだという女将さんが、旧知の友のような気さくさで迎えてくれる。島の博物館に近いということで選んだが、“当たり”の予感。
宿の周りは細い道の迷路になっている。これも、かくれキリシタンと関係があるのかと思ってしまう。とてもではないが、私の腕では車を乗り入れることはできない。宿に電話をすると、女将さんに怒られた。「迎えに行くから、電話しーと言ったが!(ちょっと方言違うかもしれない…)」何だか心地よかった。
明日は、館長の中園氏に会う。中園氏は、生月のかくれキリシタン研究を長年牽引してきた研修者だ。『かくれキリシタンの起源』という書籍も記しており、私たちのような後発の研究者のバイブルとなっている。
電話で少し話を伺ったところによると、私が映像でかくれキリシタンの儀式や習慣を撮影していることに関しては、何か特別な感想があるようだ。

お叱りを受けるのか、それとも・・・明日は緊張の瞬間を迎える。こんな私でも緊張するのかって?もちろんだ!

Voicyでもこちらの生の声、そしてこのブログでは書いていない秘話もお話しています。
ぜひお聞きください!コメントもよろしくお願いします。
#036 かくれキリシタン研究で長崎県の生月島にやってきた!-その目的とは何なのか?
https://voicy.jp/channel/1027821/8163647

「nippon.com」より

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