【今日のタブチ】元ゼミ生から届いた“嬉しい知らせ”――番組エンドロールに初めて名前が載る、その瞬間
昨日は、オープンキャンパスの際のゼミ生の活躍と成長ぶりに関する“感動”をお伝えした。
また今日も、嬉しいお知らせが舞い込んできた。今年の4月に卒業したばかりの元ゼミ生の谷田陽香さんからのメールだ。
以下に本人の許可を得て紹介したい。
田淵先生
お久しぶりです!
いきなりですが、大学4年の後半で関わらせていただいたプロテックスのドラマ情報が解禁されたので、ご報告させていただきます!【犯罪者】というタイトルで、Amazonプライムで7/17から配信されます!
ぜひ見ていただけると嬉しいです!
URL:https://kadobun.jp/news/media-mix/entry-163433.html
ちなみに、「家、ついて行ってイイですか?」で私が関わった初回が5/17に放送されました! 見てくれましたか?
次回の関わった回は、6/21なのでこちらもぜひチェックお願いします!!
5/17の放送は把握しておらず、残念ながら見逃したが、朝からとても温かな気持ちになった。
「教師冥利に尽きる」とはこのことだ。
きっと彼女の名前も、この作品のエンドロールに流れるのだろう。
番組のエンドロールは、一般に「クレジット」と呼ばれる。「クレジット(credit)」は本来“信用・信頼”を意味する言葉だ。そこには、それぞれのスタッフが役割の下で責任を負い制作に関わっているという意味が込められている。
視聴者はそれらの人々の仕事ぶりを信頼して、その作品を見るのだ。つまりクレジットとは、誰がこの作品の品質を担保しているのかを可視化する仕組みでもある。だから、エンドロールに名前が載るということは、単に「嬉しい」ということだけではなく、責任が生じる。若いクリエイターにとって、初めてクレジットに名前が載るという経験は、職業的な出発点の一つでもある。だが、一方で、テレビは基本的に一度きりの放送であるため、この名前が出るということは、新人のクリエイターたちにとっては、その後の仕事に直結する経験になる。
私が入社したばかりのADで、初めて名前が載ると決まったとき(収録番組は、事前に編集をするので、名前が載るか載らないかがわかる)、嬉しくて田舎の親に電話をしたものだ。
しかし、テレビ東京は私の郷里の兵庫県では映らないので、親は見ることが出来なかったというオチがついている。
そんな当時の高揚感を思い出した。
クレジットは、自己肯定感を高めてくれる装置でもある。大変だった番組でも、最後のクレジットに自分の名前が出るのを見て、「ああ、頑張って良かったな」と思う。そんな谷田さんの喜びと高揚感がメールから伝わってきた。
何よりも嬉しいのは、こういった連絡をしてきてくれることだ。きっと他にも連絡したい相手は多いはずだが、それでも私のところにも知らせてくれる。その気持ちがさらに嬉しい。そして、卒業生の成長や立身出世ぶりを見ることもまた、教師冥利に尽きる瞬間だ。
昨日に続いて、ゼミ生たちにはやられっぱなしだ。これ以上ない最高のノックアウト。喜んでリングに沈もう。


