【今日の新聞から】憲法記念日に車いすの人の乗船を断る「愚行」を考える
今月18日、19日に東京国際クルーズターミナルで開催される「第75回東京みなと祭」の水上タクシー体験乗船会について、主催者側が車椅子利用者の参加を断る通知を当選者に事前に出していたことが発覚した。
とんでもない「愚行」だ。
憲法で保障されている基本的人権に反する行為だ。「そんなイベントはやめてしまえばいい」と思うほどに強い憤りを感じる。
しかも、主催者は東京都が中心になっている協議会だというではないか。自治体がそんなような意識でいいのか。
もし車椅子利用者が乗れないような船なら、公平性を欠くので、イベントをやるべきではない。イベントをやるなら、ちゃんと障害者も利用できるような船に改良するべきだ。
関係者の方々は、憲法記念日の今日に深く反省してほしいものだ。
「東京新聞TokyoWeb」より